S17使用構築 最終319位 レート1909
S17使用構築 最終319位 レート1909
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1.はじめに
はじめまして、今まではyoutubeで実況者の方の構築を真似して組んでいたのですが、竜王戦環境2か月で自分なりにいろいろ考えて構築を組むことができたので記事にすることにしました。
2.構築経緯
*シールドを買ってしまったため、ザシアンは考慮外です。
自分が対戦していてレンタルパーティには負けることが少なく、”型によって対処法が大きく変わる"と自分が感じる構築が相手にしていて一番嫌だったので、型の差を大きく感じたムゲンダイナを用いることにしました。
受けループは使っても相手にしても気分が悪いためサイクル+対面構築としました。
S15-16は耐久ムゲンダイナを用いましたが、急所や氷負けが多く、被弾回数を下げるプレイも出来なかったため、相手の読み違えで一気に勝利に近づけるスカーフとしました。
特殊受け対策として有利対面を作れば1発で崩せる鉢巻悪ウーラオス、フェアリー対策として特殊受け対策も兼ねれるチョッキ物理ヒードランを採用しました。
インファイト持ちザシアンに対して上記の炎の体ヒードランと受け回して処理できるようにHB静電気ゴツメサンダーを採用。
エースバーンに先に展開された際に負けが続いたのと、ムゲンダイナがミミッキュと対面した際の引き先としてHBランドロス。
これらの補完として、水ロトムを採用しました。
終盤物理ヒードランの火力不足と役割対象に入れていたラッキーにも電磁波で動けず負けたため、地面+鋼範囲を持ちゼルネアスと戦えるブリザポスへ3日前に変更しました。
3.コンセプト
伝説に対してなるべく対策枠2体(対面有利+技をある程度受け流せる)を選出し、①有利対面で積み技→相手のダイマに対して受け交換②対面操作技でダイマを枯らしてこちらのポケモンを通す。
4.パーティ紹介
ムゲンダイナ こだわりスカーフ プレッシャー
215/*/115/216(252)/128(84)/172(172)
調整:S意地エースバーン抜き D臆病イベルタルの特殊珠ダイアーク耐え
耐久型もそうだが一般ポケモンには本当に強かった。
露骨な不利対面でなければ一発耐えて砲2発で仕留めた。
悪ウーラオス こだわい鉢巻 ふかしのこぶし
175/182(252)/121(4)/*/80/163(252)
崩し枠。
①対面すると襷考慮で相手引きが多い。②後から対面した際はムゲンダイナとの対面時にスカーフかどうかが分かっている。の2点からカイオーガと黒バドレックスの対策としても使用した。先に有利対面が取れた場合に勝確に持っていけるよう燕返し採用。サンダーやホウオウ対策の岩技は他で相手をするため断念。黒バドレックスと択勝ち出来れば勝てるよう不意打ちも切れなかった。
サンダー ゴツゴツメット 静電気
197(252)/*/150(252)/145/111(4)/120
ボルトチェンジ/暴風/怪電波/羽休め
ザシアン削り、物理汎用受け、対面操作など
浮いている電気2体採用となったが、最強ポケモン。
先発ムゲンダイナ選出できない場合の対ウーラオスクッション、ロトムを選出する場合のゴリラへの引き先とした。起点にならないために怪電波とボルチェンを採用。
十分なサイクルのできない竜王戦環境では静電気でいきなり勝確になったりするのでズルポケモンだった。一般ポケでの選出がまとめられない限りザシアン使いはくろこさんが言ってた通り一生解決しない問題を3か月解いていたと思うと、、、。
ランドロス オボンのみ いかく
196(252)/168(20)/151(220)/*/100/113(12)
地震/空を飛ぶ/岩石封じ/剣の舞
調整:S1ジェットでサンダー抜き、最速ラッキー抜き
HB珠意地エースバーンやザシアンへの受けだしでオボン込み含め2耐え
高火力物理へのクッションとして採用し、ステロ+とんぼ型だったが、ステロを巻く暇のある構築ではなかったため、有利対面の際に崩せるよう剣の舞とダイジェットができる型へ変更した。
ウォッシュロトム カゴのみ ふゆう
157(252)/*/128(4)/133(60)/159(140)/113(52)
ハイドロポンプ/ボルチェン/ねむる/悪だくみ
調整:Sレヒレ意識、最速ラッキー抜き
CとHDの調整は他のポケモンの削りなど含め少しずつ変えたため明確な調整はないです。
ムゲンダイナとランドロス(少ないですがドリュウズ)、氷物理が対面した際の引き先orクッション。ランドロス同様有利対面の際に崩せるように悪だくみ&眠カゴとした。
悪だくみを積む対面として、こちらに良い打点のない物理もしくは耐久特殊ポケが多かったためHDに寄せた。
ザシアン、日食ネクロズマ、カイオーガへの削り、ラグラージやカバルドンが上手く使えない人への崩し、ゼルネアスにボルチェンでほんの少し削りを入れたり、怪電波耐久サンダーへの崩し(悪だくみPP>怪電波PP)など、相手が有利と思って思考停止で突っ込んできた際に結果的に崩しとなっている役割を果たす重要なポケモンだった。MVP。
ブリザポス
207(252)/212(220)/150/*/135(36)/50
氷柱落とし/ヘビーボンバー/10万馬力/鬱憤晴らし
調整:A(ダイスチルでゼルネアス乱数2発)
HDゼルネアス+2ダイフェアリー2発ほぼ耐え
物理炎の体ヒードランを採用していたが、火力不足と役割対象と考えていた受けにきたラッキーも電磁波で突破できなかったため、ゼルネアスへの役割を継続でき、見た目ラッキーにも強いブリザポスを3日前に採用した。
3日間なので使用感しか記述できないが、イベルタル・カイオーガと打ち合ったり、白バドレックス軸がコイツに対してトリルを張れず、悪ウーラオスで占めたりできて良かった。黒バドレックス対策を仕込みたくて鬱憤晴らしを採用してみたが、活きた場面はなかった。
5.選出
基本的に崩しからムゲンダイナが通せそうならそれを狙います。
ムゲンダイナが通せなければ一般ポケモン選出。
フェアリーがいなければムゲンダイナ先発+相手の1体に貫かれない2体。
ラグラージ、カバルドン、ニンフィア、ブラッキーなど欠伸展開が見えた場合はウォッシュロトムでの崩しを積極的に狙います。
カイオーガや黒バド軸にはムゲンダイナを用いてスカーフ判定し、悪ウーラオスを通します。
6.重かったポケモン
ラッキー、ポリゴン2
上手く使う人は崩しのケアが用意してあるので全く勝てませんでした。
7.反省
ウォッシュロトムのSラインを121まであげて潜ってみたかったです。
インフレしたS6で見返したら2011でしたが、次のシーズンは2000目標で頑張ります。